Aiy-yue-kwee’ Nee-kee-chue!
皆さんこんにちは、
亜希ダウニング(aki_downing)です!
カリフォルニア州のネイティブアメリカン”ユロック族”に嫁ぎ
先住民の土地でのびのび楽しく暮らしています!
今日は、私が二度の流産を経験し、苦しんでいた時【救ってくれたもの】について、お話をしていこうと思います。もちろん今現在でも、完全に忘れたり立ち直った訳ではありません。一生、死ぬまで我が子を想って生きていくしかないと思っています。
それでも流産をした後に、気持ちがスーっと軽くなった出来事がいくつかあります。
これを読んでくれてる人の中には”どうやってこの気持ちに整理をつければいいか”と、たくさん悩んできたひともいるかもしれません。そういう方が少しでも参考にして頂ければいいなと思って書きます。
ただ、やはりあまり楽しい内容ではないのでここから先は自己責任でお読みください。
\流産をした私が傷ついた声掛けはこちら/
- 在米セキュリティカウンセラー
- オンラインコミュニティ『LinkUp』代表
- 岩手県陸前高田市国際姉妹都市サポーター
- 翻訳者・逐次通訳者
- Webライター・Webデザイナー
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国際姉妹都市サポーター - 翻訳者・逐次通訳者
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はじめに【私の場合】
ひとくくりに”流産”といっても、週数によって、第何子なのか、ママの年齢など、十人十色。流産してすぐと数年経ってからでも、受け取り方は変わります。
私が救われた出来事が、必ずしもどのママにも当てはまる訳ではありません。
あくまでも”参考”として捉えてください!
二度の流産をした当時
私31歳、旦那38歳。
どちらもアメリカでの出来事。
3歳になったばかりの息子が1人いました。
第二子、10週5日で稽留流産。10日後に大出血の為全身麻酔で緊急手術。
第三子、10週1日で初期流産。(1回目の流産から9ヶ月後)
旦那の存在
流産をして悲しかったのは私だけではありません。
旦那は、第二子の時も第三子の時も、妊娠が発覚した時、心の底から喜んでくれました。
私が手術を受けたことで、身体と心に大きなダメージを負ったので”自分も一緒に悲しんでる訳にはいかない”と、私と息子のフォローを全力でやってくれました。
前向きな言葉をかけることもありません。「大丈夫!」と根拠のない励ましもしません。
ただただ、ずーっとそばで寄り添ってくれました。
そんな旦那も、私と息子が寝静まったあと、夜中に1人リビングでワンワン泣いていたこともありました。その光景をみた時に初めて気づきました。
(悲しいのは私だけじゃない。同じように苦しんでるんだ)と。
ポジティブな言葉のシャワーを浴びせるより、私の気分が落ち着くまで、ただ待つ。その気遣いが本当に嬉しくて「この人と出会えて良かった。結婚してよかった」と心から思えた出来事でした。
息子の存在
第二子を稽留流産し、緊急手術となった時、息子はまだ3歳になったばかり。しかし、母親の身体に異変が起きていて、なにやら服を着替えてベッドに寝かせられている光景は、幼いながらに衝撃を与えてしまったと思います。
手術はアメリカらしく日帰りで(笑)
術後1時間もしないで帰宅となりましたが、息子はその日から数週間赤ちゃん返りが続きました。そして第三子の妊娠発覚時は赤ちゃんが生まれるのをとても楽しみにしてくれていました。
第三子も流産となってしまった時、「赤ちゃんいなくなっちゃったの?」と聞いてきたのです。状況をしっかり把握していたようでした。また、夜中に突然「赤ちゃんがいないよぉー!!」と、寝言で泣き叫んだことがありました。
とても繊細で心の優しい子。いいお兄ちゃんになっていたでしょう。
毎朝起きたときに「ママ、おはよー、朝だよー」ってニコニコ笑顔で話しかけてくれて、ただそばにいてくれて、ママを笑わせようとおどけてみせてくれて。息子には感謝しかありません。
二度流産を経験したことで、この子が生まれたことがどれほどの奇跡なのか、、、
奇跡の連続で生まれてきてくれたんだと知ることが出来ました。
ママのところにきてくれてありがとう!!
病院関係者の存在
私の主治医はベテランの女性ドクター。流産を聞かされてショックを受けていた私に「私も実は4回流産の経験があるのよ」と、自身の体験をシェアしてくれました。
他にも、クリニックの看護師とエコーを観てくれた先生も「私も経験がある」「僕の妻も2回経験しているよ」と、みんな励まし、とても力強くハグをしてくれました。
さらにドクターは手術の後も、ほぼ毎日電話をくれて精神状態の確認をしてくれたし、流産が確定してからは他の妊婦や新生児と絶対に鉢合わせがないように、看護師さんが院内のルートまで徹底して分けてくれました。(後から気がついたんですけどね。)
もしこれが日本だったら、、、流産が確定した患者にここまでの配慮があっただろうか。
なんだかその時、改めて「アメリカってあたたかいな」と感じたのです。
YouTube動画
流産で苦しんでいた時に、心をスーっと軽くしてくれた動画を2本紹介します。
HISAKOさん
日本人で妊娠されてる方の多くは知ってると思います。【12人生んだ】助産師HISAKOの子育て学校
”流産”に関しての動画をヒサコさんは何本か出してくれています。どの動画も、すごくいいです。
助産師さんで、なおかつご自身も流産を何度も経験されてる、言葉の重み、説得力、言葉のあたたかさ。私は、ヒサコさんのYoutubeにであって本当に救われました。
この動画だけでなく、”流産”に関する他の動画もすごくタメになります!
アミプラ
助産師さん2人が”流産”につて話している動画なのですが、”なぜ赤ちゃんはその運命を選んでママのお腹にやってきたのか”赤ちゃんからの目線でのお話です。
分娩台で生まれてきた日が1日目ではない。
「着床したその時には”すでに赤ちゃんは生まれている”」
「人の生きざまに長い短いは関係ない」
こういった言葉のおかげで、流産=辛いこと、悲しいことと思って毎日泣いていた私は、(赤ちゃんが伝えたかったメッセージはなんだろう。)と、考えられるようになりました。
そして、私の場合は(今、ここにある命を大切にしよう。)(大切な人と過ごす時間を大切にしよう。)と思えるようになりました。
もちろん思い出すと悲しくて涙が出ます。でもそれ以上に、2人の大切な赤ちゃんが空に帰っていったことで、私たち夫婦を変化させてくれました。穏やかになりました。優しくなりました。息子に対しても、理不尽な怒り方をしなくなりました。
そして、”いまここにいる家族3人で大切に時間を使おう”と、空に帰った2人に誓うことができました。
流産経験者への贈り物
先程紹介した【アミプラ】さんの動画をみて、”子どもたちを忘れないなにかカタチになるものが欲しい”とアメリカのアマゾンで探してみました。
すると、、出るわ出るわ。。アメリカってすごい!!!
日本人のわたしは、もし友達が流産してしまったら(よし!なにか贈り物をしよう!)なんて考えにならないんですけど、、アメリカってすごいなー(語彙力w)と本当に思います。
私がアマゾンで購入したものは現在在庫がありませんでしたが、同じようなものはありました。それがこちら
- Baby Memorial Gift : I carried you every second of your life and I will love you for every second of mine keychain, a small token to bring someone some small comfort, or to keep someone close to…
- Loss of Infant Gift:Remembrance keychain, memorial keyring, infants loss keychain, baby angel memory key chain. It will make a warm miscarriage sympathy gift for a grieving mother and fanther who has…
- Baby Sympathy Jewelry Gift : The keychain are meaningful and important, a keepsake for the loss of family members, mom, dad, grandpa, grandma, sister, brother, friends or the pet. In Memory of…
キーチェーンにはつぎの言葉が刻まれています。
“I carried you every second of your life and i will love you every second of mine.“
あなたの人生のすべての時間、私はあなたを抱えていました。
私の人生のすべての時間、私はあなたを愛するでしょう。
毎日鍵を開け閉めするたびに、子どもたちに会えるようなきがするのです。
そしてもうひとつ。
3人分の誕生石と名前が彫れるネックレスです。
私は第二子、第三子に名前をつけていなかったので、長男の誕生日と、2人を流産した日の日付をそれぞれいれました。普段からあまりアクセサリーを付ける習慣がないのですが、特別な日には必ず付けて、一緒にいるようにしています!
クリスマスのオーナメントもオススメ。私は今年からこちら↓のオーナメントを飾って、お空の子どもたちと一緒にクリスマスを楽しみたいと思います!
- Healing Christmas gift for Grieving family friend These ornaments provide comfort for loss and grief
- Honour the loving memories remembering those that are no longer with us
- Keep memories alive with this beautiful ornament keepsake
\日本にもこんな素敵なものがありました/
インスタのフォロワーさん
流産をしたことって、日本の風習だとあまり公にしないと思うのですが(私が発信したことで誰かが救われることもあるのかな)と思って発信してみたんです。
現に、アメリカで初めての流産&手術をした時、アメリカ在住の日本人ブロガーさんの記事をたくさん読みました。あのように発信してくれる方のおかげで情報が入ったし、心構えができたことでとても救われたんです。
私もそんな人の手伝いができたら。。との思いでインスタにこの経験をシェアしてみたのですが、、
救われたのは私のほうでした。
同じように流産を経験した方、流産ではないけれど息子さんを亡くされた方、とても心配して応援の言葉をくれた方。。。まだ会ったこともない、声も住所さえ知らない私のために、コメントもDMも、たくさんいただきました。
実の親と姉にも流産をしたことは話していなかったのでインスタのフォロワーさんの存在が本当に心強かった。今だにみなさん優しくしてくれて、本当にありがたいです。
カリフォルニアの田舎に嫁いだこともあって、日本人と触れ合えるのは1年に2,3度、、、笑
それでも、孤独を感じずに頑張ってこれているのはインスタのフォロワーさんのおかげです!!
まだインスタやってない〜というこれから渡米される方!在米の方!!めちゃくちゃ治安のいいコミュニティですよ、インスタ。笑
ぜひお試しで登録してみてください!本当におすすめ!
在米の日本人インスタグラマーさんがわたしは大好きです!!
まとめ
私はとても恵まれていると思います。
優しい旦那に、可愛い息子。親身になってくれるドクターに、日本人のフォロワーさん。そして、命をかけて大切なことを教えてくれた天使2人。
どれが欠けても今の私はいません。
この環境に心から感謝して、2人の我が子を自分の腕で抱きしめるその日まで、精一杯生きていこうとおもいます!!
ほんの短い間だけど
2人のお母さんにしてくれてありがとう!!!!!
\流産経験者の私からあなたへ/
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