Aiy-yue-kwee’ Nee-kee-chue!
皆さんこんにちは、
亜希ダウニング（aki_downing）です！
カリフォルニア州のネイティブアメリカン”ユロック族”に嫁ぎ
先住民の土地でのびのび楽しく暮らしています！
さて！みなさん！
【ネイティブアメリカン・デー】というものをご存知でしょうか！
毎年9月の第4金曜日です。
ご存知ない方の為に、こちらでちょこっと説明します！
- 在米セキュリティカウンセラー
- オンラインコミュニティ『LinkUp』代表
- 岩手県陸前高田市国際姉妹都市サポーター
- 翻訳者・逐次通訳者
- Webライター・Webデザイナー
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国際姉妹都市サポーター - 翻訳者・逐次通訳者
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ネイティブアメリカン・デー
ネイティブアメリカン・デーは、ネイティブアメリカンの文化を祝してアメリカのいくつかの州で制定された祝日です。
カリフォルニア州とネバダ州では9月の第4金曜日、サウスダコタ州とウィスコンシン州では10月の第2月曜日、テネシー州では9月の第4月曜日に”アメリカンインディアン・デー”を、そしてワシントン州では、サンクスギビングの翌日の金曜日に”ネイティブアメリカン・ヘリテージ・デー”として祝日があります。
州によって、日にちも呼び方も違います。
ややこしいから統一してくれ、、、笑
この祝日を制定している州では、ネイティブアメリカンのコミュニティが各州の歴史や国全体にもたらした文化的貢献を称える日となっています。
アメリカのどの州でも祝われているわけではありません。
ちなみに、10月の第2月曜日にあるコロンブスデーあらため”先住民の日”とは全くの別物の祝日ですのでお間違いのないように！
先住民の日についての記事はこちら↓
ネイティブアメリカン・デーは国民の祝日？
答えは
【NO】
国民の祝日ではありません。
一般的には役所も企業も学校も休みではありませんが、特別なイベントやパレード、デモ等が行われます。
私の住む町はネイティブアメリカンと非常にゆかりのある町。現在も4つの部族が住んでいることもあり、この地域では祝日となります。
役所、警察署、学校、ホテル、レストラン等、全てがお休みとなります！！
一般的な街では全く馴染みのないこの祝日ですがネイティブアメリカンが多く住む地域ではとても重要な祝日のひとつとなるのです。
カリフォルニア州が初めて祝日に設定
1939年、当時の州知事が10月1日を”インディアン・デー”にすると宣言し、カリフォルニア州がこの祝日を制定した最初の州となりました。
そして1998年、カリフォルニア州議会はネイティブアメリカン・デーを公式な州の祝日とすることに決定。公立学校がネイティブアメリカンの人々の貢献を、学校のカリキュラムに組み込むことを許可しました。
1998年になってやっと、
ネイティブアメリカンの存在を学校で教えられるようになったのです。
カリフォルニアで教育を受けてきた人たちですら、20数年前までネイティブアメリカンの知識は全くありませんでした。今となってはもうそんな人はいないと思いますが（思いたいですが）
旦那がまだ義務教育を受けていた時代は「ネイティブアメリカンは絶滅した」と信じている同級生がたくさんいた時代でした。
ネイティブアメリカン・デーの過ごし方
先程説明したように、多くの州や自治体では学校は休みになりません。
ネイティブアメリカン・デーについて学校で学ぶことになります。アメリカ全土の部族の歴史・遺産・文化や言語に焦点を当てて学びます。先住民の大量虐殺や、その後彼らがどのように生き抜いたかについて、先生や外部講師から教わることもあると思います。
ネイティブアメリカンのかけがえのない遺産・貢献・知識を尊重し、彼らの不屈の精神やパワーを感じる日です。
ネイティブアメリカンが何世紀にもわたって守ってきた長い歴史に感謝する日。
お子さんがアメリカで学校に通われている方は、この日に何を学んだのか、ぜひお子様目線の感想を聞いてみてください！
いま、あまたができること
ネイティブアメリカンに嫁いだ私から、あなたへ。
もしあなたが今現在アメリカに住んでいるのなら、あなたの住む土地に、昔どんな先住民が暮らしていたか調べてみてください。
せっかくのいい機会です！住んでいる土地の部族について学んでみて、アメリカ先住民の文化をすこし見てみてください。
そして、もし、もう少し踏み込んで学びたい方は
その情報を他の人と共有してみてください。
土地や人種、宗教観によってはあなたの想像しない意見をもらう場合もあります。あなたの語学力だけでなく、歴史に対する知識も必要になるトピックなので、発言の内容や話す相手は十分に選ぶことをオススメします。
ネイティブアメリカンが受けている迫害は、昔の話ではありません。
ネイティブアメリカン関連の事件はニュースにならず、インスタグラム等SNSでは意図的に削除されてしまいます。
日本で、日本人として生まれ育った人にとってこういった”迫害”や”人種差別”という問題を完全に理解するのは難しいと思ってます。
しかし、私はそこで諦めたくありません。
こうしてブログやインスタを通して発信することはできる！
小さな小さな取り組みかもしれません。見ている人はほんの一握りです。
しかしこの小さな行動が、いずれ大きな運動となって彼らのチカラになれば、、、そんなことを思って一歩一歩前進しています。応援よろしくおねがいします。
まとめ
日本人としてアメリカで生活しているとなかなか祝日の意味について考えることありませんよね。
今日このブログに来てくれたことでまた少しアメリカの歴史を知れた！知識増えた！
と思ってもらえたら嬉しいです！！
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