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【犯罪被害者遺族】寄付金の使い道と日米の文化の違い

Aiy-yue-kwee’ Nee-kee-chue!

皆さんこんにちは、

亜希ダウニング(aki_downing)です!

カリフォルニア州のネイティブアメリカン”ユロック族”に嫁ぎ

先住民の土地でのびのび楽しく暮らしています!

2023年1月18日

義父が銃殺されました。

詳しくはこちらの投稿を御覧ください↓

こちらを拡散しようと

インスタのストーリーを更新。

たくさんの方に反響を頂きました。

Twitterでは現在もリツイートされていて

日本人のみなさんの温かさを感じます。

本当にありがとうございます。

そのなかで

「なぜ寄付を集めるの?」

「自分たちのお金で葬儀をやらないの?」

など、

寄付を集めていることへの疑問の声が届きました。

今日はそちらについて

できる限りの説明をします。

そして、

”日米の寄付文化の違い”について

私の考えを伝えようと思います。

あくまでの私個人の考えであり

全く別の捉え方をする人もいるはずです。

なので”絶対にそう”だとは言い切れません。

参考程度にみてもらえると嬉しいです。

この記事を書いた人
  • 在米セキュリティカウンセラー
  • オンラインコミュニティ『LinkUp』代表
  • 岩手県陸前高田市国際姉妹都市サポーター
  • 翻訳者・逐次通訳者
  • Webライター・Webデザイナー
この記事を書いた人
  • 在米セキュリティカウンセラー
  • オンラインコミュニティ『LinkUp』代表
  • 岩手県陸前高田市国際姉妹都市サポーター
  • 翻訳者・逐次通訳者
  • Webライター・Webデザイナー
もくじ

寄付金の使い道

現在私たち遺族は

GoFundMeにて寄付金を募っています。

その額は、25,000ドル

現時点で集まったのが、9,100ドル

まだまだ目標には到達しません。

内訳がこちら

  • コスタリカへの航空券2名分1400ドル、
  • 義父の火葬費用1550ドル、
  • 埋葬用地2000ドル以上、
  • 葬儀・祝典4000ドル以上、
  • 弁護士・事件捜査・懸賞金・それに伴う費用1万ドル以上

こちらを現在GoFundMeのサイト内で集めています。

5ドルから寄付できます。

アメリカ国内だけでなく、

世界中から寄付が可能です。

少額でも構いません。

もし寄付が難しければ

【Share】ボタンから

拡散していただくこともできます。

寄付と拡散、両方だとなお嬉しいです。

ご協力に感謝致します。

\日本語で寄付もできます/

捜査費用と懸賞金について

こちらについても

「捜査になぜお金がかかるのか」

「懸賞金をかける意味はなにか」と

個別でご質問がありましたので

お答えしていきます。

まず、捜査費用

日本ではだいたい

警察が一括して事件の捜査を行ってくれます。

しかしここはアメリカ。

そして事件が起きたのはコスタリカです。

”自分が率先して動かないと、待っていてはなにも変わらない国”です。

日本でも、警察がしてくれないような調査は

探偵を雇って調査しますよね。

それと同じです。

現在、旦那はコスタリカにいますが

土日は警察も仕事はしません。

そして義父はコスタリカに身寄りのいない”外国人”

アメリカ国籍の老人1人のために、警察は動かないのです。

そのために資金を集めて探偵なりを雇うのです。

つぎに、懸賞金

日本ではあまり聞き馴染みがないですが

アメリカでは犯罪者を捕まえるために

多額の懸賞金をかけることがよくあります。

迷子になった犬を探すために懸賞金をかけることもあります。

もちろん、お金と引き替えに有力情報を得るのが目的です。

多額の懸賞金を提示することで、

捜査協力してくれる人数を増やすのが目的です。

コスタリカはアメリカと比べると物価も収入も低いので

懸賞金を生活のアテにしてもらおうと考えています。

そして、

アメリカでも、コスタリカでも、

Bounty hunter(バウンティハンター)と呼ばれる

通称”賞金稼ぎ”がわりと多くいます。※免許が必要な場合もありますが、荒くれ者もいます。

彼らはもちろん懸賞金のためにしか動きません。

ものすごい有力な情報も持っていることが多いです。

なんせ、元私立探偵や元警察官が多いから。

彼らに動いてもらうよう働きかけるのです。

捜査費用と懸賞金をなぜ集めているか

少しでも理解して頂けたら嬉しいです。

寄付はお香典

次に

「なぜ自分たちのお金で葬儀をしないのか」

について、私なりの日米の違いをお話します。

はっきり一言でいうなら

”寄付=お香典”です

日本はまわりに合わせて

金額は誰でもほぼ一律な場合が多いですよね。

ピン札を使ってはいけないなどの暗黙のルールもある。

それがウェブ上でできるようになっただけ。

しかも金額も、出せる範囲でいい。

そういう感じだと私は捉えています。

結婚式も寄付を集めて、

当日は手ぶらでなんてこともあります。

ご祝儀の文化自体がありません。

結婚式の場合でいうと、寄付=ご祝儀。

簡単にわかりやすく説明すると

こんな感じが一番しっくりきます!

日米の寄付文化

寄付といって思い浮かぶのは

ユニセフだったり災害時の募金ですよね。

アメリカは寄付は生活の一部となっていて

小さなころから、身近にこの文化が存在します。

2020年の調査によると

アメリカ国内で1日に1.29ビリオン

日本円で1,690億円以上の金額が

1日で寄付されているとのこと。

アメリカ経済を回しているのは

寄付のおかげもあるのです。

それは”キリスト教の概念”も強くあります。

Do not take revenge on others or continue to hate them, but love your neighbors as you love yourself.

復讐してはならない。あなたの国の人々を恨んではならない。あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい

聖書レビ期19章18節

貧富の差が激しいアメリカでは

富は分け与えるものという考えを持つ人もいます。

学生時代からボランティア活動も盛んです。

ですが、アメリカ生まれアメリカ育ちの人からすると

それは”普通”の感覚なのです。

まとめ

書き進めていくうちに

「だから寄付してね」

と見えていたらどうしよう、、、、と

少しヒヤヒヤしていますが。

「なぜ寄付を集めるのか」の疑問に答えるのに

日米の寄付への理解の違いを書こうと思ったけで

私のはなしとは切り離して考えていますので

何卒ご理解よろしくおねがいします。

この記事をみて、

疑問を感じていた方が

「あーなるほど」と

少しでも感じて頂けたら嬉しいです。

と、そんなことを書いていたら

今やっと。旦那の手元に

義父の遺灰が届きました。

あんなに大きくたくましかった義父が

こんなに小さな箱の中に。

灰になってしまった。

悲しいです。

また会いたかった。

どうか、どうか、

犯人逮捕にご協力お願いします。

寄付・シェア、待っています。

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