【アメリカで受けた差別の話】何もしてないのにアジア人差別を受けました。

みなさん、差別の経験はありますか？わたしはたくさんあります！！笑

私が今までアメリカで受けた人種差別をざっとレベル別にご紹介！！

面白くまとめたので気楽に読んでくださいね！

（気軽な差別とは。笑）

アメリカで受けた人種差別

紹介する前に、私の持論ですが、

アメリカで人種差別は無くなりません。

なので、アメリカに留学や永住をする方。「差別はされる」と頭の片隅に置いておいてください。あなたが例え何もしていなくても、その人と同じ空間に「ただいるだけ」で差別は起こります。

でも、日本でもいますよね。同じ日本人同士なのに、理不尽な人。

なので「日本で道を歩いていたらすごい勢いでぶつかってきた」と同じ感覚で「アメリカで歩いていたら罵声を浴びた」という感じ。前者は下手したら怪我をするかもしれない。でも後者は「アメリカで生きていくスキルが身につく」

そう。レベルアップできるのです。

なので「人種差別されたあああ〜」と落ち込まず、経験できてラッキーと思いましょう！

※弱肉強食の国、アメリカで生き残るには最低限欲しいスキルだと私は思っています。

レベル１　生卵投げ

これは今から十数年前。大学のプログラムで５ヶ月間留学していたときの話。Thanksgiving休暇でアナハイムのディズニーランドに日本人８人で旅行に行きました。

アメリカのディズニーって夜１２時まで営業しているんですよね。

１２時を過ぎてから、近隣ホテルまで徒歩で帰っていました。（いくら８人とはいえそんな夜中に徒歩は危険！無知って怖い笑）すると１台の車が横を通り過ぎざまに生卵３つと罵声を浴びせてきたのです！！

８人全員が思いました

「アメリカの学園ドラマで観たやつやー！！」

当時の私達はそれが人種差別だとは気づかず、アメリカで体験したおもしろエピソードとして「いいネタになったねー」という感じだったのですが、、、

今になって気づく。

それ、人種差別ですと。笑

ちなみに私はその後も、合計４回、人生で生卵を投げられています。

これは「Welcome to USA!!」という歓迎の挨拶だということにしています。

レベル２　それって中国の、、？

ネイティブアメリカンの居住地にきて、いとこ達と過ごす時間が多くなった時。週４くらいで遊んでくれている６人兄弟のうちの１人から出た言葉です。

当時、息子は「The 日本食」しか食べない子でした。その日は焼きうどんをもっていきました。

「Is that Chinese Udon?」

とケタケタ笑いながら聞いてきました。

「You mean… Japanese? Right? Say it again?」

（ん？”日本の”って意味？そう聞いてるんだよね？もう１回言ってみ？）と、瞬きもせず、目も逸らさず、真剣な表情で聴き直しました。

「Yeah… Japanese…」

とても申し訳無さそうな、「やってしまった感」が伝わってきました。笑

まだTeenにもなっていない子だったこともあり、特にそれ以上その発言について問い詰めることはしませんでしたが、私の反応を見て「こういう類のジョークはいけないこと」だと学んでいたようです。

ただこの「中国人」や「中国の」発言。個人的にはグレーゾーンだと思っています。

もちろんこの子みたいに日本人だと知っていて発言した場合は”差別”ですが、、アジア人=中国人とまず考えるのが普通です。なぜって。人口が多いから。とりあえず中国人かどうか先に聞くのです。特に東アジアの特徴がある人は。

タイやフィリピンの西アジアと日本や韓国、中国の東アジアではなんとなく顔の作りが違いますよね。なので多くの日本人が中国人と間違えられることはあると思います。

でも「間違えている」訳ではないんです。「とりあえず」そう聞いているのです。

日本国内で外国人（あまりこの言葉は好きではないですが）を見て「アメリカ人」と思うように。

なのでこの中国関係の発言を気にしているとキリがない！！気にしない！！が、１番です！！

レベル５０　アジア人なのに、、、

はい。これは難易度ちょい高めの完全コテコテの人種差別！！正直もしこれ学生時代や独身時代にされていたら凹んでいた。でも今は守るべき家族がいます！！移民の母は強いです！！笑

これは今から数ヶ月前。家族でWalmartに買い物に行った帰り、荷物の乗ったカートを押してParking lotを歩いていた時。

１台の車から下りてきた白人の女性が、彼女の息子に対して言いました。息子にというより完全に私に向けて。大きな声で。

「みて！あれ。アジア人なのにシリアル食べるんだって！クレイジーね！！」

カッチーーン。

とりあえず無言で睨み返す私。

よーく見るとその息子タイミング悪くピカチュウのＴシャツ着てる！しかも降りてきた車は世界のTOYOTA！！！！

「ちょっと今なんて言った？どこがクレイジーなの？じゃああなたその車乗らないで。これ日本車だから。あとこのＴシャツ。脱げ。今脱げ。二度と着るな。お前のほうがよっぽどクレイジーだぞ。ふざけんな。」

アジア人は比較的おとなしいと思われているので、言い返してこないと思ったようで、びっくりして怯んで、目が点に。笑

私はとりあえず言いたい事が言えたので満足にその場をさりました。

しかし後から思い出しても悔やまれることが１つ。

それはＦワードが使えなかったこと。。。

普段私も旦那もその言葉を使わずに生活している為、いざという時に出てこない。。

かといって普段から使う気も起こらず。。

くそー次こそ使いこなしてやる！と意気込んでいます。笑

番外編　その他のやつ、集めました

私は経験がないですが「目を小さく細める動作をされた人」や「犬食べるよね？と聞かれた人」もいます。

「ニーハオ」については慣れましょう！

私達もイタリア人やドイツ人に「ハロー」と言ってしまいます。

いやぁ〜自分で書いててもなかなかの差別です。

日本にいたら経験できないですよね。だから異国って面白い！！

この１つ１つの経験が人間力を上げてくれてどんどん強くなるんです！！たのし〜

まとめ

人種差別の根底にあるのは【無知】です！！

知識がない人、狭いコミュニティの中でしか生きられない人に多く見られます。「このひと多様性を認められない、文化の違いも理解できない残念な人なんだなぁ」と、哀れんでおきましょう。

州や地域によって教育格差もかなりあります。人種による教育格差もあるんです。

それから、私達日本人は「日本=誰でも知っている」と思いがちですが、アメリカには日本がどこにあるかわからない人も多い。日本を中国の一部だと思う人もいれば、忍者や侍が今でも街を歩いていると思っている人もいます。

でも！！そんなものと比べ物にならないくらいアメリカには素敵な人が沢山います。

ここに挙げた経験は、私の中で全然大きな出来事ではないんです。

それに勝る、いいところがアメリカには沢山あります！！

こんなクレイジーなアメリカが大好きです！